1996年01月27日

600形

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文庫の車庫で600形

 京急自慢の新型車両。通勤型ながらオールクロスシートで、 「ツィングルシート」と呼ばれる、 座席折り畳み機構を備えた座席をそなえる。
 ツィングルシートは1次車のみ(601~607編成)で2次車からは補助席に変更されている。 地下鉄乗り入れ特急を中心に、快速特急、 逗子線急行に運用されている。 現在56両在籍。
今年度(1996)中にさらに32両増備の予定。

1996年3月24日から4両編成の650番台車(2次車)2編成が登場。  朝の通勤快速特急、夜の下り快速特急に連結されいてる。

 昨年末塗装の変更をおこない前面白帯の車輌が登場。 現在では総ての先頭車の全面に白帯が入っている。


テーブル取り付け用? クロスシートの窓わく下に気になる部分がある。 ここにはもしかしてテーブルを取り付ける予定ではなかったのか?

 と書いていたら、京急電車ギャラリー(現在休止中)の壹谷さんから教えていただいた。ここには一段下降式窓のバランサを調整するネジが入っているそうだ。


600形の車内 600形の車内。休日夕方の品川発の快速特急車内。 補助椅子が総べて開いている。また、多くの吊り革がある事が見える。


開いたツィングルシート ツィングルシート.。補助椅子が開いている。 肘掛けが椅子と椅子の間にある。 手前側の椅子が折り畳まれて向こう側の椅子に納められる。


ツィングルシートの足の部分 ツィングルシート.。折り畳まれる椅子の足の部分。金属板が取り付けられている。これは椅子が出ている場面。


ツィングルシートのある600形平面図
ツィングルシート:車輌平面図.。薄灰色に塗られた部分がツィングルシートで隣の椅子にたたみ込まれる。濃い灰色は補助席。


さて、登場時には、地下鉄にクロスシートが乗り入れると言うことで話題になったこの車両も、ロングシートに順次改装される予定とのこと。新1000形がロングシートだったのもこの前兆だったといえるだろう。

(1996-1-27)- (1997-5-17)
(2003-03-12)更改

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