2000年08月27日

2000形(クロスシート)

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2011

1982年末に登場した、 京急自慢の(ほとんど)オールクロスシート車両。 先頭車両にそれぞれ4席分のロングシートがある。 集団見合い方式の固定シートで、 座席はバケット式で乗り心地がよい。 扉付近は広くとられ、 設計陣の苦心を伺わせる。 また、この扉付近にはそれぞれ 8人分の補助席がある。 1983年にブルーリボン賞を獲得。 現在では快速特急、特急の運用に使用。72両在籍。

2100形登場に伴う格下げ改造が始まった模様。中間に扉を新設。 車両両端のボックスシートはそのままにして、中間部はロングシートに改造。 2011編成が文庫の東急車両に入線しているのを確認。

格下げ後、2100登場までの数ヶ月間、快速特急への充填車両が足りなくなり、特急・急行に充てている600形を快速特急にまわすかもしれない。


2000

2000年8月27日の品川→久里浜工場の特別列車を最後にクロスシート車は引退した。この日は真夏の暑い日ながら多くのファンが2000形クロスシート車の引退を惜しんだ。 最後の運転手には幼い子からの花束贈呈。そのあとは、京急職員のトロンボーン演奏で「蛍の光」が流れる中、警笛一声で引き上げていった。集まった人々からは期せずして大きな拍手が送られた。


cover 日本の私鉄〈3〉京浜急行カラーブックス 吉村 光夫 (著), 諸河 久 (著)

AmazonのBookデータベースより
私鉄随一の12連快速特急や、相互乗入れなど魅力溢れる京浜急行の全貌を紹介する。
第1章 速くて快適な通勤輸送 京浜急行の魅力
第2章 京浜急行の誇り 高速運転と12両編成
第3章 大都市を目指す 通勤輸送に活躍
第4章 ロンちゃんが行く ルポ/京浜急行の旅
第5章 京浜急行データ・ファイル

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